【SV】パルデアプロローグ雑記

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概要

SV初のインターネット大会「パルデアプロローグ」に参加したので雑記として記述…別に最終二桁とかそういう構築ではない…

ルールは、パルデア図鑑の全てのポケモンが使用可能なダブルバトル。※ミライドン・コライドンはどちらか一匹のみ使用可能。

 

戦績

最終494位

○☓○☓○○○☓○○☓○○○○○☓☓○○○☓☓○○○○○○○(22-8/1706.429)

構築経緯

1. ミライドンorコライドン

ミライドン・コライドンのどちらか一匹が使用可能ということで、流石に入れ得。どちらを軸にするか迷ったが、見た目が好みだったのでミライドンの方にした。

2. 相方を考える

ミライドンを使うと決めたうえで、基本選出における相方を探すとテツノツツミに目が行った。テツノツツミの特性クォークチャージがミライドンのハドロンエンジンと相性はいいのは勿論のこと、ミライドンが苦手な地面タイプにも強いことからミライドン+テツノツツミの並びは強いと直感。

3. 3匹目の決定

ミライドン+テツノツツミが決まったところで、相手のコライドン+古代ポケの並びに強くなれることと、テツノツツミとの相性が良いことからユキノオーが浮上。ユキノオーは特性の雪降らしで、天候を変えることができ、ミライドン→ユキノオーをしながらのテツノツツミの吹雪orオーロラベールの動きができ、上から吹雪で相手を凍らせれば大きなアドバンテージを得ることができる。

4. 強い鋼枠

ミライドン+テツノツツミ+ユキノオーが決まったところで、ミライドンを倒しに来るハバタクカミやニンフィアに強い鋼枠が欲しくなった。条件は、オーロラベールとの組み合わせや天候の取り合いでサイクルが多くなることを予測して、できるだけ耐久値の高い鋼タイプかつ、特殊に偏っているため物理で殴れる鋼タイプであることでだ。

ハッサム        :70-130-100-55-80-65

攻撃が高く、先制技のバレットパンチやサイクル戦に適した蜻蛉返りを覚えるが、受け出しとしての数値としては微妙。バレットパンチがミライドンに半減なこと、炎テラスタルのコライドンの主流になっていたことも向かい風。

テツノワダチ:90-112-120-72-70-106

クォークチャージはミライドンと相性が良いが、全体的に数値が足りないと感じた。鋼技はアイアンヘッドを覚えるが、地面技はぶちかましを覚えることができず、威力75の地団駄が単体技としての最高火力。総じて物足りない印象だった。

ドドゲザン    :100-135-120-60-85-50

攻撃、耐久値共にハッサム・テツノワダチより高く、安定した受け出しが可能。新ポケモンということもあり、コイツしかいないと思った。

こうして、基本選出のラストトの枠はドドゲザンに決定した。

5. パオジアン+物理アタッカー対策

ミライドン+テツノツツミ+ユキノオー+ドドゲザンの出し方を基本としたところで、パオジアン+物理アタッカーの並びが猛威を振るいそうだと感じたので、その並びに強そうなポケモンを求めた。

パッと決まったのはウインディである。ウインディは特性の威嚇により物理アタッカーに強く、サイクル性能のも高い。更に鬼火を入れることで、相手の物理アタッカーからの脅威を排除することができる。

ミライドン+テツノツツミ+ユキノオー+ドドゲザン+ウインディは回してかなり好感触であったが、残り一枠は微妙であった。(※後にウインディの枠にファイアローが一時浮上するが、これは後述)

6. ラス枠の迷走…

最初は、パオカイリュー対策でファストガードの使えるアタッカーとしてテツノブジンを採用していたが、耐久がない上に火力も素早さもイマイチだったので和解できず没となった。両刀配分のポケモンフェローチェくらいまで尖ってないと使いづらいことを身に沁みて感じた…

テツノブジンが没になったことで新たなポケモンを探すことになり、次に考えたのがディンルーである。ディンルーは耐久値が高く、耐久にガッツリ振ってもカタストロフィという優れた削り技を持つ。一方で、自身の特性とミライドンの噛み合わせがイマイチ安定しないことがネックに感じた。

それと同時に思いついたのがテツノカイナである。既に突撃チョッキをドドゲザンに渡している都合上、チョッキカイナは使えないが、突撃チョッキ無しでもテツノカイナは十分耐久が高く、ドレインパンチでHPを回復することで延命することができふ。更に、この大会ではミライドンが使えるため、クォークチャージを容易に発動できる。基本選出をしない場合でも、ほぼミライドンは選出するので、どちらのポケモンも構築に入れて試運転したところ、ディンルーよりテツノカイナの方が動かしやすいという結論に至った。

こうして、ミライドン+テツノツツミ+ユキノオー+ドドゲザン+ウインディ+テツノカイナとなった。

 

個体解説

https://play.pokemonshowdown.com/sprites/gen5/miraidon.png

ミライドンハドロンエンジン[電]

@拘りスカーフ(臆病)

175-×-121(4)-187(252)-135-205(252)

イナズマドライブ/流星群/バークアウト/ボルトチェンジ

普通のCSミライドン。パオジアン・ハバタクカミ・コライドンと135帯での同族対決が過酷になっているので、同族ケアで拘りスカーフを採用、またテツノツツミ・ユキノオーと組み合わせて柔軟な動きができる。

技は高火力のイナズマドライブ・流星群までは確定、相手を見てからポケモンを出し直せるボルトチェンジ、カミイーユイやイエアルマに強いバークアウトとした。

テラスタイプはタイプ一致の電気。

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テツノツツミクォークチャージ[霊]

@ブーストエナジー(控えめ)

163(252)-×-135(4)-163(36)-96(124)-168(92)

吹雪/ハイドロポンプ/オーロラベール/守る

調整:HD→臆病C252のハバタクカミの命の珠ムーンフォース耐え。S→クォークチャージで素早さが上昇かつ味方のミライドンより遅くしつつ、最速100族抜き。

独特な調整が施された未来のサンタ。ミライドンの特性「ハドロンエンジン」で、ブーストエナジーを消費せずともクォークチャージは発動するのだが、フィールドを書き換えられた時やエレキフィールドが切れた時にブーストエナジーを消費して、クォークチャージの発動を維持できるのが強いと思い採用。

技はノオーツツミの定番吹雪とオーロラベール。味方のミライドンより素早さを遅くしていることにより、スカーフボルチェンからユキノオーを出してオーロラベールを展開できる。ハイドロポンプは命中が安定しないのが難点であるが、火力補填と炎テラスタルコライドンへの打点として採用した。守るの枠はアンコール等でも良かったかもしれない…

テラスタイプは猫騙しを透かせるゴースト。

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ユキノオー:雪降らし[炎]

@気合の襷(冷静)

197(252)-112-95-158(252)-106(4)-72

吹雪/エナジーボール/氷の礫/守る

普通のHCノォォォォォォ!元は控えめで使っていたが、氷の礫のリーチを少しでも伸ばしたかったので、冷静に考えて冷静に変更。

今作から天候霰が雪に変わり、氷タイプのポケモンの防御が1.5倍になったことで、ミライドンのボルチェンからの受け出し性能がアップした。とはいえ過信は禁物なので、持ち物は保険をかけて気合の襷。

技は吹雪、エナジーボールは確定。エナジーボールを打つことはあまりないが、エナジーボールがないと困る試合があるので必須。氷の礫は死に際に打ったり、倒しそこねた相手を縛れるのでつぉい。守るの枠は大地の力でもいいかもしれない。

ラスタルタイプは炎、妖を半減できる炎。

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ドドゲザン:負けん気[妖]

@突撃チョッキ(意地)

207(252)-205(252)-140-×-106(4)-70

アイアンヘッド/瓦割り/不意打ち/テラバースト

攻めの要。突撃チョッキとフェアリーテラスタルを組み合わせて様々攻撃を耐えて返り討ちにする。とても強い。

技はタイプ一致のアイアンヘッド、縛り性能の高い不意打ち、ミライドン・コライドン・その他格闘タイプを狩り取れるテラバースト[妖]。瓦割りは元々けたぐりであったが、壁を貼ってくるクレッフィやチオンジェン等を見かけたので、壁破壊の瓦割りに変更した。

テラスタイプは上述の通りのフェアリー。

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ウインディ:威嚇[霊]

@オボンのみ(陽気)

197(252)-131(4)-101(4)-120-107(52)-154(196)

フレアドライブ/神速/バークアウト/鬼火

調整:S→最速イダイナキバ抜き

構築に入れとけば強い威嚇枠。バークアウトで物理、特殊問わず弱体化できる。

被弾回数が多いので耐久方面に寄せつつ、最速のイダイナキバを抜けるところまで素早さを振った。持ち物はオボンの実、混乱木の実、食べ残し辺が択。今回は安定性のあるオボンの実を採用。

技は雑に強いフレアドライブと神速、バークアウトに鬼火。鬼火で相手のコライドンに圧をかけて、炎テラスタルを切ってくれるとミライドンのイナズマドライブが等倍になるのでニッチャニチャ。守るを入れるか最後まで迷ったが、持ち物が食べ残しでないことと、バークアウトがさらっと回ところ強い場面も多かったので、バークアウトを採用

テラスタイプは猫騙しを透かせるゴースト。

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テツノカイナクォークチャージ[草]

@エレキシード(意地)

231(12)-211(252)-128-×-119(244)-70

ワイルドボルト/ドレインパンチ/守る/猫騙

パオジアン+物理アタッカーの並びキツくね?と感じたので、何かいい対策はないかと考えていたところ思いつき、なんか面白そうなので放り込んだ未来の力士。コイツがビルドアップ覚えないのガチで調整感強い。でも、エレキシードとクォークチャージが発動すれば実質ビルドアップ。

技はタイプ一致で打てるワイルドボルトドレインパンチ、相手の行動を制限できる猫騙し。普通、守るを持たないポケモンの守るは強いの理論で守るを採用。その他、ビーボンバーや地団駄も択。

テラスタイプは炎と迷った結果、安定と信頼の草にしたが、これはワイが浅かったと思う。多分、炎の方が良きことこの上なし。

 

その他採用可能性のあったポケモン

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テツノブジンクォークチャージ[霊]

@命の珠(陽気)

149-182(252)-110-×-83(20)-182(236)

ウルクラッシュ/ドレインパンチ/かげうち/ファストガード

調整:H→10n-1。S→クォークチャージで攻撃が上昇。

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ディンルー:災の器[毒]

@食べ残し(慎重)

257(212)-131(4)-150(36)-×-145(252)-66(4)

地団駄/カタストロフィ/ヘビーボンバー/守る

調整:H→16n+1

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ファイアロー:疾風の翼[?]

@?(?)

?-?-?-?-?-?

ブレイブバード/追い風/鬼火/ファストガード

あくまで候補に上がっただけで終わったので、持ち物や性格、努力値配分は未定。追い風が欲しいという欲求と、ファストガード役のテツノブジンが解雇された段階で候補に上がった一匹。鬼火もできるので、物理ポケモンを弱体化もできる。ただ、役割が若干ウインディとも被る…結局、ウインディを採用したので、候補に上がっただけで終わった。

 

選出

基本選出は

(先発)ミライドン・テツノツツミ

(後発)ユキノオー・ドドゲザン

基本この選出。先発でコライドン・ハバタクカミとかち合った時は、最悪ハバタクカミとの同速対決。

ボルトチェンジはコライドン方向に打った方が決まりやすく、炎テラスタルを切ってくれればニッチャニチャ。コライドンが居座っていればユキノオー、コライドンを相手が引けばドドゲザンを基本出していた。

 

パオジアン入り

(先発)ミライドン・テツノカイナ

(後発)ウインディ・ドドゲザン

テツノカイナのエレキシードとクォークチャージを発動させながら、相手が先制技持ちのパオカイリュー等ならミライドンをウインディに即引き、ボルトチェンジを打てる余裕があるなら、ボルトチェンジからウインディを出す。

 

パオジアン+ミライドン

(先発)ミライドン・テツノカイナ

(後発)ユキノオー・ドドゲザン

最初の動きはパオジアン入りとほぼ同様。コライドンなら、ボルトチェンジからユキノオーを。そうでないなら、イナズマドライブで相手を大きく削る選択もある。

 

反省

まずは練習が無さすぎたこと。一応、原案を回しはしたが、煮詰め切らなかったのは事実。(モチベがなかったから)

これに付随して、育成をしたのが3/12の21:00頃で、22:00頃から潜り始めたが、最終日に45戦を熟す(じゅくすじゃないよ。こなすだよ。)体力はなかった…これはメンタル面の反省。

対戦面では、やはり追い風がキツかった。また、イダイナ象さん、テツノ象さんが重かったという構築面での反省。

ミライドン対策の地面テラスタルポケモンボルトチェンジをカットされる試合も数戦あったので、環境把握も乏しかった。

ただし、久しぶりに公式大会でガチ対戦をしてモチベ復活気味なのは良い成果だと思ふ。