個体解説
カイリュー(ノーマル):せいしんりょく@こだわりハチマキ
191(196)-204(252)-116(4)-×-122(12)-106(44)
調整
HB:A204カイリューのノーマルテラスタル鉢巻しんそく(災込)耐え
S:無振り85族抜き
BD:余り振り分け
パオジアン(ゴースト):わざわいのつるぎ@きあいのタスキ
つららおとし/せいなるつるぎ/ふいうち/まもる
155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
調整
特になし
エンテイ(ノーマル):せいしんりょく@とつげきチョッキ
せいなるほのお/しんそく/じだんだ/バークアウト
201(84)-183(252)-106(4)-×-100(36)-137(132)
調整
HD:C207タケルライコの磁石10まんボルト2耐え
S:S-1の最速135族抜き
B:余り4
ウーラオス(水):ふかしのこぶし@こだわりスカーフ
すいりゅうれんだ/インファイト/とんぼがえり/アクアジェット
183(60)-200(252)-121(4)-×-82(12)-140(180)
調整
HB:A204カイリューのノーマルテラスタル鉢巻きしんそく(災込)耐え
S:S138(スカーフ込みで最速135族抜き)+2
別途調整安
182(52)-192(196)-121(4)-×-90(76)-140(180)
調整
HB:A204カイリューのノーマルテラスタル鉢巻きしんそく(災込)耐え
HD:テラスタル時C129エルフーンのムーンフォースを乱数2耐え(99.61%)
S:S138(スカーフ込みで最速135族抜き)+2
ゴリランダー(草):グラスメイカー@おんみつマント
203(220)-187(196)-111(4)-×-92(12)-115(76)
調整
A:11n
S:ミラー意識でできるだけ高め
HBD:H=B+Dになるように振り分け
タケルライコ(電気):こだいかっせい@ぼうじんゴーグル
エレキネット/りゅうせいぐん/じんらい/まもる
224(188)-×-112(4)-206(244)-112(20)-102(52)
調整
H:グラスフィールド意識の16n
S:無振り80族+2
C:ダメージを伸ばすための残りをできるだけ高く
HBD:H=B+Dになるよう振り分け
まつげの森BO3大会時
ハバタクカミ(フェアリー):こだいかっせい@ブーストエナジー
145(116)-×-83(60)-172(132)-156(4)-198(196)
調整
HB:A189パオジアンのふいうち耐え
S:ミラー意識でできるだけ高く
C:ダメージを伸ばすための残りをできるだけ高く
D:余り4
作成経緯
藍の円盤が解禁されたことによる大きな変化はガオガエン入りのスタンが増えたことである。当然、メガテラスクエア当日もこれらとのマッチングが多いと考え、これらに関して比較的イージーウィンを狙えるパオジアン・カイリュー(所謂パオカイ)が刺さると考えた。
新たなノーマルテラスタルしんそくの使い手としてエンテイが注目されているが、エンテイのノーマルテラスタルしんそくは火力が低く、このポケモンを個人的にこだわりで使うのは弱いと考えている。一方で、元から使用していた自分のパオカイ(【テラスクエア26 準優勝】パオカイウーラ - 翔さんのメモ帳 (hatenablog.com))にはチョッキヒードランを長らく組み込んでいたが、このポケモンの難点として受けだしはできるが素早さが低く、受けだしから返す前に倒されてしまうことが多かった。
エンテイはタイプ受け、数値受けそこできないものの4倍弱点を持たないという点でヒードランより安定性があり、素早さも高いこと、パオジアンとのシナジーが良い事もありヒードランからエンテイに変更し、とつげきチョッキによる特殊攻撃への耐性を確保した。また、とつげきチョッキにすることで打ち分けができ、この点がエンテイの強い点であると評価している。
※カイリューは主力のノーマル・ドラゴン・ひこうが鋼タイプに一貫して半減され、一方でアイアンヘッド・じだんだ・けたぐり等はこだわる技としては弱いため、半減されるリスクをこだわることによる火力のゴリ押しで補償している。
こうして、パオジアン・カイリュー・エンテイという並びに、これらのポケモンは全体技を覚えずまもる択を作ってしまうため、まもる択を潰せる水ウーラオスを採用した。
ここまでで、これらのポケモンは先制技を主体に戦うため、サイコフィールドがノイズになり、これに抗うためにグラスフィールドにフィールドを書き換えられるゴリランダーを採用した。また、ヘイラッシャ・シャリタツに対してゴリランダーでテラスタルを誘うことで裏からウーラオスのすいりゅうれんだやパオジアンのつららおとしを通すための役割も担う。
持ち物はゴリランダーの持ち物としては余り見ないおんみつマントであるが、ねこだましサイクルを切れること、はやてがえしに対して強いなど事故を減らせる点を評価し、その代わりの火力の担保としてタイプ一致の草テラスタルとしている。
最後は前日のまつげちゃんねる(まつげちゃんねる - YouTube)の大会では、ハバタクカミを採用していたが、今の環境ではS活性カミでは火力が足りず、逆に防御が低いことでゴリランダーやガオガエンの前で強気に動かせないことが多く、選出機会があまりないことがネックであった。
そこで、迷ったもののハバタクカミより素早さは劣るものの耐性、火力ともに申し分のないタケルライコを採用し、エレキネットを採用することでエンテイの配分意図を崩すこともなく構築に組み込むことができた。
おかげでメガテラスクエア予選を全勝で突破し、Best4になることができたが、パオカイ自体は構築単位で柔軟な立ち回りができるわけではなく、事前に考えたプランを通す構築であるので、OTS/Bo3のような事前に相手の構築の中身を割ることができる対戦形式には強い一方でランクマッチのようなCTS環境では使いづらいと思われる。
最後に
テラスクエア(テラスクエア【週末ダブルバトル大会】(@TeraSquareOffl)さん / X (twitter.com))が年内で休止になるということで、今回が一旦最後の戦いであった。優勝こそ逃したものの、自分でも思った以上のところまで進むことができた。こうした機会が与えられたのも運営の人たちのおかげであり、約1年間楽しい場所を提供してくれたことにとても感謝しています。
いつの日にか、必ずまたプレイヤーとして戦いの場に立ちたいと思っています!ありがとうございました!!
一旦大会は終了しましたが、後日配信卓以外の対戦も公開されるため、もう少しテラスクエアの戦いは続きます!!